何でどこにもないんだ・・!?
どしたの?
2022年10月11〜13日までの期間で介護&看護EXPOが幕張メッセで行われました
どんな商品が展示されているのか、今どこまで技術が進歩しているのか・・
とても興味があったのですが幕張は遠いし、ただの介護士がフラッと入場できるのかわからず
サイトや動画でチェックすればいいや
と思っていたのですが・・・
全然情報がない
サイトは企業向けで具体的にどんな商品が展示されていたのかという紹介はなし
YouTubeで探しても会場の様子を紹介する動画しか見当たらず
鈴木雅之さんの歌詞を借りると
違う 違う そうじゃ そうじゃない♪
何でなの?私にはわからない大人の事情というやつでしょうか
でも情報が全然ないと余計に気になる
今回はそんな少ない情報の中でわかったことや、便利な福祉用具の注意点を紹介したいと思います
人手不足に悩む介護業界ですが福祉用具や機器を上手に使うことで、時間短縮や負担軽減などの効果が得られます
「これを前から知っていれば・・」と後悔しないようにしたいですね
それでは、いってみましょー ٩( ᐛ )و
※この記事では内容に広告・プロモーションを含みます
介護EXPOについて
介護&看護EXPOは今年で5回目の開催で展示されている製品は主に
介護ICT(システムソフトウェア) |
- 介護記録
- 教育(eーラーニング)
- 勤怠・給与管理
- 睡眠モニタリング
- ケアプラン作成
- 訪問ルート策定など
採用教育人事管 |
- 採用支援
- 人材派遣サービス
- 社員エンゲージメント
- インセンティブ
- 人事・労務管理システム
- コンサルティングなど
設備 |
- 家具・調理設備
- 褥瘡対策
- 段差解消機
- ベッド
- テーブル
- イスなど
ウェア・ユニフォーム・服 |
- 介護ユニフォーム
- エプロン
- シューズ
- ナースウェア
- 手袋など
介護関連サービス |
- 施設メンテナンス
- 介護食宅配サービス
- 清掃
- カタログ販売サービス
- 人材教育など
移動補助用品 |
- 車イス
- 昇降機
- 杖
- リフト
- 歩行器
- ストレッチャーなど
介護ロボット |
- 移乗介助機器
- コミュニケーションロボット
- 見守り支援機器
- 移動支援機器(リフト、パワードスーツ)
- 入浴支援機器など
衛生用品・感染予防用品 |
- オムツ
- マスク
- 空気清浄機
- ディフューザー
- 消臭剤など
リハビリ用品 |
- トレーニング機器
- 測定器
- 介護予防品
- レクリエーション用品など
介護EXPOの展示製品を見た感想
実際に展示された製品の情報がほとんどないのですが、YouTubeで一つだけ紹介をしている動画を見つけることができました ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
動画では介護食や運動マシン・除菌ロボットなどが紹介されていましたが、私が気になったのはスライディングボードのエアーマットversion(?)
持ち手がついてて動画ではベッド⇆寝台の移動をしていましたが、モデルの男性を軽々と移動してて「おぉ〜」と思わず声が出た
商品名はわからないのですが、あれならスタッフ1名で移乗できるから、2名対応の負担が減って良いなと思いましたね。エアーを入れるのも短時間ぽいし
ベッド⇆リクライニング車イスでも使用可能なのか気になるところですが、動画ではそこまではわからず・・
あとはアシストスーツも気になりました
普段は腰痛ベルトを私は使用しているのですが、動画で紹介していたのは着るタイプのコルセット😲
通気性も良さそうだしトイレとかのたびにベルトを付け外ししなくていいのは便利だなと思い、試しにネットで調べてみたら
ありました
価格は約1万円なのでドラッグストアで販売している腰痛ベルトと比べたら割高ではありますが、ちょっと気になるので冬のボーナスが入ったら購入してみようと思っています
動画では介護EXPOの一端を知ることはできましたが、個人的には介護ロボットや見守りセンサーなどの情報をもっと知りたい
AIの発達により一般事務員やコンビニ店員、タクシー運転手などは将来なくなる仕事と言われています
一方で医療・福祉関係はAIに仕事を奪われる可能性は低いと言われていますが、今どこまで介護ロボットができるようになったのか興味がある
見守りセンサーも巡回の手間を省ければ、かなりの負担軽減になるんじゃないかな
とは言っても結局は心配で居室を伺うのだろうな
最近では排尿があったらセンサーで知らせてくれたりもするそうで、そのような機能があったら体調不良の方とかお看取りの方など入眠や安楽を妨げないことが可能になります
夜間に起きる時間帯やトイレに行く時間帯など入居者さんの生活リズムの把握にも役立ちそう
AIに抵抗感のある方も多いですが私は任せられることはAIに任せて、空いた時間をどう入居者さんに還元できるかを考えていきたい
その方がワックワクする
福祉用具の注意点
介護EXPOでは色々な福祉用具も展示されていたようです
福祉用具は介護士にとって強い味方ではありますが、一方で使い方を間違えると大きな事故につながる
私の体験談を一つ紹介します
数年前に入居者さんの車イス⇆ベッドの移乗でスライディングボードを導入することになりました
このイラスト通りのタイプのスライディングボードで、導入することにより今までスタッフ2名で移乗していた入居者さんを1名で対応することが可能となります
スタッフの負担軽減もそうですが、特に明け方や夕食後の移乗はスタッフが最低人数しかいないためフロアを空にしてしまう問題がありました
福祉用具を導入することは、そのような問題の解決にも有用なのです
スライディングボードを導入する際は理学療法士(PT)指導の元で移乗動作をスタッフ全員にレクチャーし、移乗の時のポイントを写真にしていつでも確認できるようにしました
これで完璧
と、思っていたのですが・・
スライディングボードを導入して約5ヶ月後
夕食のためスタッフが入居者さんをベッドから車イスに移乗するため居室へ伺う
そしてスライディングボードでの移乗介助中に入居者さんを車イスから転落させてしまう事故が発生
原因は
- 車イスのアームレストを両側外していた
- ベッドからの移乗の際に勢い余って車イスに移乗し、そのままバランスを崩して転落させてしまう
ちなみに車イスへ移乗する際は移る側の反対にあるアームレストは上げないことになっていました
それにスライディングボードを利用しているわけだから滑らせるように移乗すればいいわけで、勢いをつける必要なんてなかった
小柄な女性スタッフだったので普段からそのような移乗になっていて、そのやり方が染み付いてしまっていたのです
事故の経緯を聞いた時は
そんなやり方してたの!?
と思ったのですが時間が経つにつれ、いつの間にか自己流になっていくというのはよくある話
これだけの事故にも関わらず入居者さんは打撲程度ではあったのですが、その時の恐怖はどれほどだったでしょうか・・
今回の事故を受けて、福祉用具の使い方がブレていないかを定期的にチェックする必要があると反省しました
もしスライディングボードを導入せず、2名での移乗を続けていたら事故は起きなかった
そんな思いも頭をよぎりました
最後に
福祉用具はとても便利ですが使い方を間違えると思わぬ事故につながります
福祉用具の導入にあたって万全を期したつもりでしたが、それでも事故はおきました
かといって現状を打破するためには福祉用具が有効だったりもする
難しいね
福祉用具の導入時もそうですが、アフターフォローも重要
導入して終わりじゃない
介護士の人員不足は今後ますます顕著になっていくでしょうから、見守りセンサーや介護ロボットなどの必要性は比例して増していくのではないでしょうか
最後になりますが一言
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