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世の中には２種類の介護施設しかない
立ちオムツがOKか、そうでないかだ
どちらのローランド？
私が今までに働いてきた施設では立ちオムツが禁止の施設がありました
そこで一つの疑問が・・
なぜ立ちオムツが禁止の施設があるのか
そもそも立ちオムツのメリット・デメリットて何？
そこで今回は意見が分かれやすい立ちオムツについて解説したいと思います
それでは、いってみましょー٩( ᐛ )و
立ちオムツとは
立ちオムツとは入居者さんが立ったままの状態でオムツを装着するというスキル
立ちオムツをする場面で一番多いのが寝る前のトイレ誘導時ではないでしょうか
介護施設の入居者さんは人によって日中はリハビリパンツや布パンツだけど、夜間だけオムツを着用される方がいます
私が自立支援の記事で紹介した入居者さんも夜間だけオムツを着用されていましたから
こういったケースの場合に立ちオムツをすることがあります
立ちオムツのメリット
立ちオムツをする入居者さん側のメリットですが、例えば腰痛のある方だと立ちオムツの方が楽というケースがあります
腰痛のある方だとベッド上で何度も右を向いたり左を向いたりするのが辛い場合があるので、立位がある程度保てるのであれば、立ちオムツのほうが身体的に楽だったりします
ただ主観的には立ちオムツをする一番の理由は別にあると思う
それはスタッフのケアの時間短縮と負担軽減
寝る前のトイレでオムツの装着まで終わらせるのと、ベッド臥床してからオムツへ交換するのとではケアの時間が違ってきますし、オムツへ交換する人数が多ければ多いほど差が顕著になります
そして、それはスタッフの負担軽減にもつながります
入居者さん側にもメリットはありますが、立ちオムツをする理由はスタッフ側の都合であることのほうが多いと私は思う
立ちオムツはNGにすべきだと言いたいわけではありません
ただ立ちオムツにはリスクもあって、ちゃんとそこに配慮した上でケアをする必要があります
次の項目では立ちオムツのデメリットを解説していきます
立ちオムツのデメリット
立ちオムツのデメリットとしては、まず第一に入居者さんに負担がかかるという点
立ちオムツはリハビリパンツを上げるだけと比べると当然ですが時間を要しますので、その間ずっと立ってないといけない入居者さんには負担になります
立位保持が難しい方に対しては立ちオムツはリスクが高いので、そこはしっかりと見極めないといけません
リスクつながりで言うと立ちオムツの最中の事故はけっこう多いです
スタッフの意識がオムツの装着に向いてしまうのが要因の一つ
過去に私がいた施設であったのが
- 縦手すりに頭をぶつける
- 手すりに腕が当たって剥離（はくり）する
- 入居者さんが膝折れして支えきれず転倒する
またスタッフが立ちオムツをしていた際の反動でバランスを崩して転倒し、骨折させてしまったという事故も過去にはありました
他施設でも同様の事故が多数起きていたこともあり、私が当時いた施設では立ちオムツ及び後方からの介助が禁止になったのです
入居者さんからしたら後ろから介助されるのは怖いだろうしね
立ちオムツは手早く、かつ安全に行うスキルが必要であるため、特に介護初心者の方には私はオススメしないですね
時間がかかろうと安全第一でベッド上でオムツ交換したほうがいいです
とはいえ
立ちオムツの技術があれば色々とケアに幅を利かせられるので、まずは他のスタッフに練習台になってもらって、慣れたら入居者さんで実践というのが良いのではないでしょうか
最後に
ちなみに私はというと立ちオムツをすることは、ほぼありません
というのは先ほども言ったように10年以上いた施設では立ちオムツが禁止だったため、ブランクが相当あるんです💦💦
今いる施設では立ちオムツが禁止でないため久しぶりにやったのですが、「オムツずれてないかな」とか「パットがギャザーに収まっているかな」とか心配になってしまって・・
結局はそれでベッド上で確認することになるので
だったら立ちオムツする必要ないじゃん
となって、今はしていません
ただ10年ぶりくらいに立ちオムツをした割には腕は錆びていなかったですよ٩(^‿^)۶
皆様の施設では立ちオムツはありですか？なしですか？
また皆様は立ちオムツについて、どのようにお考えでしょうか
良かったらコメントで教えていただけると嬉しいです❗️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
お時間ありましたら他の記事も読んでくれたら嬉しいです✋
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