『繊細さんの本』を読んで。自分がHSPと気付いて、ちょっと心が楽になりました

介護に役立つ本
ピョン太
ピョン太

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僕が『繊細さんの本』を知ったのは中田敦彦のYouTube大学です

それまでHSP(Highly Sensitive Person)という言葉は全く知らなかったのですが、動画で本の紹介を見て共感することだらけで泣きそうになりました

自分はただ豆腐メンタルなだけだと・・

HSPは5人に1人はいると言われており、それだけでもちょっと勇気が湧いてきますね。またHSPは『とても敏感な人』と訳されますが、この本では親しみを込めて繊細さんと呼んでいます

ちなみに著書では繊細さんでない人は非・繊細さんと表現されています

思えば介護の仕事をしていて

  • 頼めない
  • 断れない
  • よく気付く

これにより一杯一杯になってしまい、体調を崩したり退職してしまったスタッフを何人も見てきました

僕自身もうつ症状になったことがある

本を読んで数日なので、まだその後の生活に劇的な変化があったわけではありませんが自分がHSPだとわかっただけでも心がちょっと軽くなりました♪( ´▽`)

今回はそんな『繊細さんの本』を紹介したいと思います

それでは、いってみましょ〜 ( ̄^ ̄)ゞ

かいご畑

繊細さん診断テスト

HSPを提唱したアーロン博士による自己テストです

少しでも当てはまるなら「はい」

全く当てはまらない、あまり当てはまらないは「いいえ」

自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ

・他人の気分に左右される

・痛みにとても敏感

・忙しい日々が続くと、引きこもりたくなる

・カフェインに敏感に反応する

・明るい光、強い匂い、ザラザラした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい

・豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい

・騒音に悩まされやすい

・美術や音楽に深く心動かされる

・とても良心的である

・すぐにビックリする

・短時間にたくさんのことをしなければならない時に混乱してしまう

・人が不快な思いをしている時に、どうすれば快適になるかすぐに気付く

・一度にたくさんのことを頼まれるのが嫌だ

・ミスをしたり物を忘れたりしないようにいつも気をつける

・暴力的な映画やTV番組は見ないようにしている

・あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると不快になり神経が高ぶる

・空腹になると気分が悪くなったり集中出来ないなど強い反応が起こる

・生活に変化があると混乱する

・デリケートな味や香り、音、音楽などを好む

・動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している

・仕事をする時に競走や観察されると緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

・子供の頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気」と思っていた

以上の質問に12個以上に「はい」があれば、おそらくHSPだそうです

ちなみに僕は13個「はい」がありました

「わかる〜」が止まらない

本を読んでいて「わかる〜」「自分だけじゃなかったんだ」と共感する所がたくさんありました

その一部を紹介したいと思います

①人といると疲れてしまう

これは繊細さんの神経システムが関係しているそうです

例えば飲み会のような大勢の人がいる場では繊細さんの心はフル回転しています

・その場の雰囲気は明るいか暗いか

・話し声が部屋の中で反響しているか、通り抜けていくか

・誰が楽しんでいて、誰が無理して笑っているか

・全員のお皿に料理が取り分けられているか

・空調の音

僕はお酒はほとんど呑めませんが、呑み会は好きです

ただ多くても6人が限界で、それ以上の人数はなぜか苦手で誘われても悩みに悩んで断るようにはしていました

単純に自分がお酒をほとんど呑まないので、時間が経つにつれ酔ってテンションが上がった人達についていけなくなるからだと思っていたのですが

なるほど!

確かに「つまらなさそうにしている人はいないか」とか「話し声が大きくて隣の方に迷惑かけていないか」とか気にしていました

逆に空調の音とかは気になりませんけどね

人数が多いと自分が苦手な人もいるから、大人数の呑み会は楽しめないんだな

知っている人達でもそうなんだから、保育園での懇親会という名の呑み会は地獄だったわけだ・・😱

②他人の機嫌に左右されてしまう

誰かが怒っていると、自分が怒られているわけでもないのに声のトーンだけで緊張してしまう

繊細さんではない人は「なんで怒ってるの?」「どうしたの?」と聞けるそうですが、僕は無理です

怒ってるのは自分が何かしたせいなのかも・・

心当たりはないんだけど、ん〜

と考えているからです

自分のせいかもしれないと考えているのに、怒っている人に「どうしたの?」なんて聞けない

ただ著書では繊細さんがわかるのは「怒っているな」という相手の感情までで、その感情の理由を正確に当てることはできない。人は自分に負い目がある時、負い目に注目しがちとありました

確かに・・理由までは分からない

日頃から自分の予想が当たる確率はどれくらいなのか把握しておくのが大切で、これを繰り返すと「人の考えは分からないものだな」「自分の予想はけっこう外れるものだ」と実感することでき、自分のせいではない可能性に目が向くようになるとのこと

妻や子供達でやってみようかな。

周りの人の不機嫌に振り回されたくない

③「本当の自分」を抑えて殻をかぶっていると、その「殻」に合う人が集まる

人間関係の基本構造とは「表に出している自分」に合う人が集まってくる、というシンプルな事実だそうです。つまり「本当の自分」を抑えて殻をかぶっていると、その「殻」に合う人が集まってきてしまう

僕だと仕事の場面では「自分より相手を優先する」事が多いです

自分の本心を抑えることによって「優先してもらうのが好き」な人が集まってくるなんてカオス😱

それにより、ますます自分を出せなくなるという負のスパイラル・・

自分はこんな状況に陥っていたのか(・Д・)

断ったりするのは心が揺れてしまうけど、少しずつ慣れていかないと自然体でいられる関係が増えていかないということを痛感しました

④マルチタスクが苦手

色々な仕事が同時に重なると焦ってしまうという状態。繊細さんは様々なことを感じ取り、深く考えながら仕事をします。一つ一つの仕事に集中して仕上げるのが得意

一方でマルチタスクは広く浅く全体を眺め、意識を向ける対象をパッパと切り替えて仕事をするスタイル。繊細さんの得意な仕事スタイルとは真逆だそうです

介護施設だと同時にコールが3つ鳴るとか、そういうのはしょっちゅうで慣れました

ただシフトの作成や委員会やPJの準備、課題の作成など事務作業的なものが溜まってくると

ああああああああ・・・・!!!!

て、なります

優先順位をつけながらやっていましたが、やらなきゃいけないことばかりに焦って全く頭が働かなくなってしまうんです

そんな僕でもリーダーを10年くらい続けられたのは、周りの人がたくさん助けてくれたからです

本当に感謝❗️❗️

⑤人に頼るのが苦手

繊細さんは相手の状況や立場に自然と配慮するため、なかなか気軽に「手伝って」と言えないそうです

まさしく、その通り!

「お願いすると負担になるかもしれないし、自分でやったほうが早いから」と仕事を振れず抱え込みがちに

それが積み重なって一杯一杯に自らしてしまっていました

そんな僕でもリーダーを10年くらい続けられたのは、頼んでないのに周りの人が助けてくれたからです

本当に本当に感謝❗️❗️

最後に

著書を読んで共感するところがたくさんありましたが「いや、これは自分は違うな」と思うこともありました

HSPにも色々な種類があるんですね

繊細な人が人間関係や仕事でラクになる実用書でもありますが、この本を読む一番のメリットは

繊細さんは非・繊細さんの気持ちを・・

非・繊細さんは繊細さんの気持ちを・・

理解する手助けになるということです

ピョン太
ピョン太

とても読みやすく、オススメの一冊です

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

良かったら他の記事も読んでもらえると嬉しいです❗️

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