介護施設の退職を決めた経緯と退職までの流れ〜有料と特養3施設〜

介護士の日常やつぶやき
やまちん
やまちん

始めに私は今までに有料2社と特養1社を退職しています

私は転職に関してポジティブに捉えています

一つの会社にずっといることを否定するつもりはありませんが、どうしても慣れがでて変化を怖がるようになったりしますから

例え同社の施設での異動であっても、やり方や方針が違っていたりして色々な発見があるんですよね

秘書 ミルク
秘書 ミルク

同じホームでもフロアによって全然やり方が違う事もあるよね

フロア毎が独立していて、国境がある感じ・・

センサーマットも身体拘束と捉えて原則禁止にしている施設もあれば、赤外線やマットなどあらゆるセンサーを駆使している施設もある

ユニット型の施設もあれば、従来型の施設もある

現場にフットワーク軽く施設長もいれば、事務所から全く出てこない施設長もいる

良くも悪くも学びになります

これは同じ施設にずっといると、なかなか体験出来ないですね

色々な環境を経験していれば、そのぶん自分の引き出しも多くなりますからね😆

ただ施設を辞めたいけど、どんな流れで話が進んでいくのか不安に感じていらっしゃる方もいると思います

今回は私の体験談を元に退職までの流れを紹介したいと思います

ピョン太
ピョン太

※この記事では内容に広告・プロモーションを含みます

かいご畑

有料A

新卒で入社して3年間勤務しました

退職の経緯

「働くからには上にいきたい!!」という気持ちが強かった私

勤めていた会社も実力というよりも「上にいきたい奴は上にあげる」という方針もマッチし、入社2年目で主任になる(今思えば、2年目が主任やるってけっこうヤバい会社)

最初は喜んでいたが実力不足は明らかで入居者さんや施設の課題に対してどうしていいかわからず壁にぶつかる

介護技術も独学で、社内の研修も会社の理念や社長のありがたい訓示とかで、介護などに関するものはない

この頃から「介護を一から学び直したい。根拠を持ってお手伝いできるようになりたい」と思うようになる

同時期に看護リーダーとも険悪になり仕事に支障をきたすようになり退職を決意


当時は主任だったため副ホーム長に退職の意向と理由を伝えて、1回目の面談は終える

数日後に副ホーム長とホーム長とで2回目の面談をし、改めて退職の意向と理由を説明。慰留されるが気持ちに変わりはないことを伝える

「退職の場合は事業部長とも面談が必要」と言われるが事業部長の都合がつかないらしく、又、急な予定でドタキャンもあり面談できたのは14日後

気持ちに変わらないと伝えているのに「ちょっと時間を置いて考えて、ホーム長に返答して」とゴリ押しされ3回目の面談が終了・・

7日後にホーム長と4回目の面談。重ねて気持ちに変わりがないことを伝える

辞める時期についての話になり「ボーナスが出る月(3ヶ月後)までやっても損じゃないんじゃない?スタッフも足りてないから落ち着くまでいてほしい」と提案されたが、これを固辞

やまちん
やまちん

このままだとダラダラ先延ばしにされる・・

そう思い「ボーナスはいらないから1日でも早く退職させてほしい」と伝え、1ヶ月後の退職が決まる。退職届は会社のフォーマットがあり、確かサインとハンコだけだったような気がします

保険証や社員証を返却し、慌ただしく引き継ぎを行いました

最終日には一部の入居者さんとスタッフに挨拶し退職することとなりました

確か有休消化もしなかったような気がします

何回も面談を設定されて、最後の方はもうどうでも良いから早く辞めさせてくれという感情になっていました

有料B

12年間勤務しました

退職の経緯

給与面では全く不満なく、スタッフとの人間関係も概ね良好

様々な研修があることが魅力で入社したのですが、その研修の多さや社内資格の膨大な資料作成が負担でリーダー業務に支障が出るようになる

スタッフの残業も研修がらみが多く入居者さんのサービスにも影響が出るように

研修の意義が見出せず前向きに取り組めなくなり、事務所メインのリーダーにもやり甲斐を見出せず退職を決める

今回の場合は私の直属の上司はホーム長になるので、ホーム長に意向を伝えて1回目の面談は終了

2回目の面談はホーム長と事業部長と一緒に行う

慰留された上で「ゆっくり考えて、次回に結論を聞かせてください」となる

3回目の面談でホーム長に退職の旨を改めて伝える

するとホーム長からは「引き継ぎもあるし、このタイミングで辞める(9月)のは無責任に思う。最低でも12月までは実働してほしい」と申し出がある

いきなりでビックリしてしまったが

やまちん
やまちん

12月まではモチベーションを保てません

と伝えるも退職時期は次回の面談に持ち越しに・・・

4回目の面談では事業部長と面談し、そこで退職時期は私の希望通りとなる

何でそうなったのかは私にはわかりません

やる気の無い人に長くいてもらっても困ると思ったのか・・

下手に引き延ばすと会社の心象が悪くなると思ったのか・・

退職届は今回も会社のフォーマットがあり、そちらにサイン

今回はしっかりと有休消化し公休と併せて66日間の休みになりました

やまちん
やまちん

これはデカい。

やっぱり有休はちゃんと使わないとダメ

ボーナスもちゃんといただきました(^O^)

保険証やユニフォームを返却

今回も引き継ぎをするが、内容が前回に比べて多すぎて大変でした💦

かいご畑

特養A

わずか3ヶ月の勤務になってしまいました

退職の経緯

スタッフの人柄は今まで勤めてきた施設の中で一番良かったです。

ただ給料の安さが一つ

もう一つが施設長の人柄と運営方針が自分に合わなかった

昇進した時にスタッフと施設長との間で板挟みになるのが目に見えていたので、定年まで勤める施設では無いと思い早めの決断に至りました

今回は課長に意向を伝え、会社の規定にあった2ヶ月後の退職の希望を伝える

2回目も課長と面談し1ヶ月後の退職に前倒しとなる。私にとっては1ヶ月早く次の施設に行けるので悪い話ではありませんでした

3回目も課長で、そこで「上の人が辞める人には早く辞めてほしいと思っている」と伝えられ、さらに15日間前倒しでの退職となる

今まで慰留されて先延ばしにされそうになる事ばかりだったので、こういうパターンもあるんだなと思いましたね

やまちん
やまちん

逆に清々しい

施設長が1度も顔を出さなかったのも今回が初めてです

退職届も書いてきてとのことだったので、ネットで調べて書きました😅

今回は一番下っ端なので引き継ぎはなし❗️

退職日の出来事は、コチラから

まとめ

私の経験上では退職の意向を伝えてから退職が決まるまで、最低でも3回は面談をしています

退職することに罪悪感もありキッパリ「辞めます」と言い切れなかった私にも原因があると思います

もちろん、その間も仕事は続けているわけですからモチベーションの維持もそうですし、精神的負担がかかる。退職の意向を伝える前に転職活動もしていれば、体力的にもキツい・・

上司からは「今辞めたら、周りのスタッフに迷惑がかかる」とか「新しいスタッフが来るまで待って」とか言ってきますが、そこは毅然とした態度を崩さない方がいいです

有休もきっちり申請する❗️

あとなるべく退職する時期はボーナスがもらってからになるよう調整しましょう

躊躇するかもしれませんがボーナスはそれまでの労働の対価ですから

転職活動も大変だけど、退職活動も同じくらい大変・・😑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

よかったら他の記事も読んでくれたら嬉しいです❗️

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