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2月のケアマネ再研修は計2回
今月から新しい介護施設での業務がスタートしたのですが、覚えることだらけで頭がパンパン。休みの日はケアマネ再研修という感じで脳が休まらない 。゚(゚´Д`゚)゚。
今の願いは休みの日にゴロゴロ過ごすこと・・
とはいえ僕は貧乏性だから研修費用の元は取らなければ❗️
今回はケアマネ再研修2日目と3日目についての記事。ケアマネジャーを目指す方への一助になれたら嬉しいです
ケアマネ再研修2日目
2日目のカリキュラムは
内臓の機能不全に関する事例 筋骨格系疾患及び廃用症候群に関する事例 |
午前中はAさんの基本情報からどのような人物か全体像を考え、現在の生活を続けたら3ヶ月後にどのような変化があるかリスクの視点を考察。服薬管理・食事制限のある人の支援についてグループワークをしました
ざっくりAさんを説明すると
偏食で肥満傾向で両膝が痛くて家がゴミ屋敷で被害妄想がある人
それだけ聞くとヤバい人に聞こえるから
でも、こういう人いますよね
食事制限や薬の内服など本人にとって都合の悪い話をするときは、その人が誰を一番信頼してるのかを知ることは大事です
夫や妻の場合もあるし、子どもの場合もある。お孫さんというケースもあるし、かかりつけ医だったりもする
そういう信頼している人の協力を得られれば意外と物事がスムーズにいくこともありますよね。僕も施設に入居された方で拒薬がある方に対して「息子さんに頼まれたので・・」「先生が言ってましたよ」なんて伝えることはよくある
ただ食事に関しては多くの方にとって生きる楽しみの一つであるから、何が何でも制限させるという考えは危ういのかもしれません
ご本人やご家族の意向に加えて年齢なども考慮して、「例え寿命が縮まることになったとしても、好きなものを食べてもらいたい」という考えがあっても良い
昔いた入居者さんで糖尿病の既往はあるけど間食が大好きな方がいて、入居後は本人やご家族と医師を交えて何度も話し合いをしたけど、結果的には『本人が望むように生活してもらう』ことに落ち着きました。気難しい性格な方なんですが、その時は満面の笑みで喜んでいましたね
その方は数年後に亡くなられて、食事制限をしていればもっと長生きできたかもしれない。けど何のために生きるかということを考えたときに、その方は好きな食べ物(お菓子)を食べること。あのまま食事制限を続けてイライラしながら毎日を過ごすよりも、よっぽど良かったのではないでしょうか
また面白かったというと表現が適切でないかもしれませんが、食事制限が実質解除されたあと、ご本人の間食ペースがむしろ減ったんですよね。全部ダメじゃなくて、妥協点を探すことも大事
事例を通してそんな昔の出来事を思い出しました
余談が長くなりましたが僕の研修グループでは介護士からのケアマネと看護師からのケアマネがいて、職種によって着眼点が違うんですよ
介護士だとADLやお手伝いが必要な場面はどこかであったりとか、精神面へのフォロー、環境の改善点など
看護師は栄養状態や内服薬など服薬管理、既往歴、合併症のリスクetc
最終的にはどっちもアプローチしていくんですけど、グループワークしていると最初に気にかける視点が職種によって違うのが面白い
にしても
僕はグループワークが好きなのですが、全員が均等に発言できるようにするって難しい
制限時間が決まってるのに最初の1人がベラベラベラベラ全部しゃべって、他の人が話す時間がなくなるんてよくあること
口が悪いぞ
グループワークでは
- 1人の発言時間を決める
- タイムキーパーを指名
- 意見は1人3つまで
とか、事前にルールを共有しておかないとダメですね
2日目のグループワークは何だか残念だったな
午後は利用者の強みに着目した生活目標の設定
僕たち介護士は利用者の弱いところに注目して、その弱いところを何とかしようとするウィークネスアプローチをしがち
そうではなく強みを活かすストレングスアプローチをしていこうというのがカリキュラムの狙い
自分の知り合い1人を誰かイメージして
- 性質や性格
- 技能や才能
- 関心や願望
- 環境
それぞれの強みをまずは整理
そこから強みを組み合わせて生活目標を作成
いいね。こういうの
弱みより強みに着目したほうが僕たちもご本人も楽しいしワクワクする
ケアマネのみならず介護士にとってもストレングスアプローチの視点は大切ですね
さらに言うと介護の場面だけでなく子育てにおいてもストレングスアプローチしていったほうがいいし、自分自身に対してもストレングスアプローチしたほうがいい。ストレングスアプローチすることにより気持ちがポジティブになって向上心も湧いてくる。ストレングスアプ・・・
やかましい❗️
結論:ストレングスアプローチは大事
ケアマネ再研修3日目
3日目のカリキュラムは
アセスメントと居宅サービス計画書 認知症に関する事例 |
いよいよ居宅サービス計画書。ケアマネ研修の本丸といった感じ
ケアプランは当事者を主に置くことは居宅も施設も一緒なのですが、サービス内容などは大きく異なり、もはや別物だと僕は感じています
施設しか経験したことない身としては居宅のサービス計画書はめっちゃ難しい
午前中はケアプランの基本についての座学
- 計画書に誤字脱字はないか
- 専門用がたくさんないか
- 略語はないか(通所リハ→通リハなど)
- 心情配慮
どれも基本中の基本ではありますが、無意識で使ってしまうことはありますよね
特に心情配慮は難しく、講師も言っていましたが
サービス計画書に正しいことをそのまま何でも書いていいワケではない
認知症や徘徊や拒否などの言葉がそれにあたります。現状を受け入れきれてないご家族もいますから、これらの言葉はなるべく避けたほうがいいと思いますが、遠回しすぎると肝心なことが伝わらなかったりするし・・
心情配慮で思い出すのが昔いた施設で毎月家族に日頃の様子を手紙に書いていたのですが、その手紙に新人スタッフが「最近、失禁が増えてます」と書いてて注意したことがある
ド直球💦
あと講義で印象に残っているのは、昨今はICFの考え方から社会参加や地域との関わりが重要視されていますが、現代の特に都会ではそれが希薄
現に僕は町内会の会合などは一回しか出たことがないし、地域と関わりを持ちたいかと言われると別にそこまで求めてない
なのに「刺激を増やすため」とかいう理由で町内会の集まりに連れて行かれたら、ハッキリ言ってありがた迷惑
何でもかんでも外に引っ張り出そうとするのではなく、当事者が今までどんな過ごし方をしてきて、どんな要望があるのかを確認していかないとダメですね。型にはめようとすると、ありがた迷惑な結果になるかもしれませんから
最後に
ケアマネ再研修もあと2回で終了❗️疲れはたまるけど今回の研修は座学も面白い
施設によっては再研修が勤務扱いのとこもあるみたいで羨ましい限り ( ´Д`)y
体調に気を付けながら残り2回も頑張ります
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
良かったら他の記事も読んでくれたら嬉しいです
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