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1月3日に入居者さんでコロナ陽性者が２名でて、その後に同室の方が陽性となり４名まで増えました
前回のクラスターが頭によぎりましたが、その後は陽性者が増えることはなく1月19日に無事収束😆
私がいる施設は１室４名の多床室なのですが、この人数で抑えられてホッとしています
今回のコロナ感染の拡大を防ぐことはできたのは、前回のクラスター後の取り組みに一定の効果があったからだと思います
とはいえ反省点が全くなかったワケではありません
今回は私のいる施設で起きた2回目のコロナ感染の振り返りについて
ちょっとでも参考になることがあれば嬉しいです
それではいってみましょー ＼＼\\٩( ‘ω’ )و //／／
感染対応の振り返り
①専用ノートを用意する
2回目のコロナ感染とはいえ対応していたら疑問がわくことがあります
そんな時にすぐに相談して問題を解決できたらいいけど
- 夜勤中だったり・・
- 業務しているなかで疑問に思ったことを忘れたり流してしまったり・・
- 当日いるメンバーだけで共有されて全体に発信されていなかったり・・
みたいなことがあります
そんな時のためのコロナ対応用の専用ノート
疑問があったら記入して上司であったり感染委員会のスタッフがそれに返答する形で、こうすることで過程も含めて全体に共有できます
「◯◯するようにしてください」だけでは意図が伝わらないことがありますから、『なぜ、そうするのか』を含めて共有することはとても大切
対応を間違えるとスタッフを媒介にコロナ感染が広まってしまうから、疑問を吸い上げられる仕組みがあると便利だなと感じました
②ゴミ箱に◯◯◯が捨ててある
感染対策においてスタンダードプリコーションは重要
特に陽性者の居室いわゆるレッドゾーンに入退室する際のガウンテクニックには細心の注意が必要になる
施設によって個人防護用具は多少違いがあるかもしれません
私の施設では
- 手袋２重
- ガウン
- プラのエプロン（後前に着用してガウンの隙間を埋めるのが目的）
- サージカルマスク（N95マスクの上から装着）
- 使い捨てのフェイスシールド
- キャップ
上記がレッドゾーンに入る際の標準装備になります
ちなみに私の施設ではスタッフは常にN95マスクを装着しており、レッドやイエローゾーンに入る際にはサージカルマスクで二重にするという使い方をしています
問題があったのはそのレッドゾーンやイエローゾーンに入る際にしか使用しないサージカルマスクが職員用トイレのゴミ箱に捨ててあったということ
感染対応においてレッドやイエローに持ち込んだものは、居室から持ち出さないことは鉄則
当然ガウンなど着て入室した際は退室時にすべて脱いで、感染症用のゴミ箱に捨てて全身を消毒してから出ます
それなのにサージカルマスクが職員用トイレに捨ててあった・・
レッドゾーンからサージカルマスクを着けたまま出て、職員用トイレの
ゴミ箱に捨てたと考えるとゾッとする
またある時はガウンが居室の外にあるゴミ箱に捨ててあった
③必要物品のリストの作成
これは居室内と居室外に置く物品のリストです
居室内であればオムツやパット類、バイタル一式、ボールペンやメモ、感染ゴミ用のバケツetc
居室外ならガウンなどの個人防護用具、ゴミ袋etc
特に居室内に置く物品は無いことに気づいても、おいそれと出たり入ったりを繰り返したり出来ませんから、リストがあることで漏れなく迅速に準備することができます
このようなリストを事前に作っておくことで、いざと言う時に余裕をもって行動できるんじゃないかと思います
最後に
今回はコロナ陽性者の拡大を抑えることができましたが、振り返ってみると「たまたま運が良かった」だけかもしれません
スタンダードプリコーションの徹底も不十分でしたから。ガウンを居室外のゴミ箱に捨てるなんて怒りが沸いてくる💢
皆んなが徹底していても1人が間違った対応をしていたら全てが台無しになってしまいます
ガウンを捨てた人は名乗り出てないので真相は不明ですが、レッドゾーンに入った後のガウンではないことを願うばかり
私が思うにガウンテクニックの確認だけでなく、実際に居室を利用してより実践形式で手順確認していくことが重要であると改めて思いました
あとは『わからないことをわからないと言える空気づくり』も大切ですね
前回もそうですが今回のコロナ感染からも学んだことはたくさんありますが、願わくばこのような経験は最後にしたい
今回の反省点や改善点が少しでもお役に立てたら嬉しいです
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
よかったら他の記事も読んでくれたら嬉しいです😄
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