介護施設における『その人らしさを大切にしたケア(個別ケア)』とは

介護施設関連
ピョン太
ピョン太

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個別ケア

その大切さは理解していても、介護施設という集団生活の場でそれを実現することは非常に難しいです

食事の時間や入浴のタイミングなどは入居者さんの希望よりもスタッフの都合が優先される事が多い

秘書 ミルク
秘書 ミルク

スタッフの都合をやむを得ず優先しなければいけない時は確かにあるよね

特に今はコロナで保育園の休園など非常勤さんの出勤が不安定になってたりします

ただスタッフの都合を優先することに疑問を感じなくなったら危険

スタッフの都合を優先させていると、総じてスタッフの士気が段々と落ちていきます。僕はそういう場面を何度も見てきました

多分それは入居者さんへの負い目であったり、やりがいの喪失だったりするのではないでしょうか🤔

入居者さんにとっては言わずもがな、スタッフにとっても個別ケア(その方らしさを大切にしたケア)は重要なのだと思います

今回はそんな『その方らしさを大切にしたケア』にフォーカスをあてていきたいと思います

やっぱり入居者さんが笑顔になる時間がたくさんあった方がスタッフも嬉しいし「次は何しようか」みたいにワクワクしてくるじゃないですか♪( ´▽`)

かいご畑

「好きなものを食べたい」糖尿病の既往がある入居者さん

90代の糖尿病の既往がある入居者さん

在宅で食生活の管理が難しいとのことでホームに入居されました

軽度の認知症状はありますが身の回りの事はご自分でされています

最初は食事制限を守っていたが入居して3ヶ月が経過した頃にストレスが爆発💥

「こんな生活、生きてる意味がない」

スタッフ、看護師、往診医、施設長が色々とお話しましたが納得されることはありませんでした

仲良くなった入居者さんに対しても強い口調になったり、次第に居室から出てこられる機会も少なくなっていきました

笑顔もなくなりスタッフに対しても「私の気持ちはいつも二の次」と不信感をもたれるように・・

スタッフ、看護師、施設長みんなが思いました

「好きなものを食べてイイのではないか?」

往診医もその意見に賛同

ご家族様も日々のご様子はまめにご報告していたこともあり「私もその方がいいと思います」と承諾をいただけました

その旨をご本人様にお伝えすると満面の笑みで喜ばれスタッフ1人ひとりと握手して「ありがとう、ありがとう」と何度もおっしゃられていました

やまちん
やまちん

その光景は今でも忘れられません

好きなものを食べていいという事にはなりましたが、当初は不安もありました

  • ご自身でしっかり管理ができるのか
  • ホームの食事を召し上がらなくなるのではないか
  • 糖尿病がどこまで悪化するのか

ただそれは杞憂に終わりました

特に暴飲暴食されることはなく、間食された時は自主的にスタッフに教えてくださいました

もしかしたら「一日一袋」とかルール作りをしなかったのが良かったのかもしれないし、手元にお菓子があるだけでも安心するのかもしれませんね

懸念された血糖の値もそこまで悪化する事はありませんでした

好きなものを食べられてイキイキしている入居者さんをみると

長生きすることは喜ばしいけど、生活の質(QOL)あってこそだなとつくづく思いました

かいご畑

趣味を楽しむ

秘書 ミルク
秘書 ミルク

コロナ前の話になります

「出来ないから、やって」が口癖の入居者さん

いつも言葉かけで気持ちを盛り上げて、ようやくご自分でされるという毎日

とある日、お茶をたてるアクティビティーをすることに🍵

いつもは何事も消極的な入居者さんですが「私の分はまだですかー」とスタッフに催促

ざわ・・・・・

ざわざわ・・・

「え!?」とスタッフみんながビックリ

スタッフが一式をお渡しすると、見事な手さばきでお茶をたてるではありませんか( ゚д゚)

やまちん
やまちん

スタッフみんなで「おぉー❗️」と歓声が上がりましたよ

「これくらい普通よ」と話されながらも、まんざらでは無いご様子の入居者さん😄

試しに他の入居者さんのお茶もお願いすると・・

「いいですよ」と快く返答してくださいました

やまちん
やまちん

スタッフ再び「おぉー❗️」

結局その日は、その入居者さんが主役のお茶会になりました

秘書 ミルク
秘書 ミルク

でも、そういうのがあっても良いよね

そのご様子を後日ご家族様にお伝えしたら

「そういえばお茶が趣味でしたね」

やまちん
やまちん

えっ!?

「そういえばマージャンや将棋もやります」

やまちん
やまちん

えぇっ!??

入居前の申込書の趣味の欄には『海外旅行』としか書かれていませんでした

さっそく一緒に将棋をしてみたら僕がボロ負けしましたよ

飛車と角を抜いてもらって、ようやく互角なレベル

やまちん
やまちん

もしかしたら、僕が弱い??

そして負けず嫌いな一面も

飛車・角を抜いた状態で私が勝ったら必ず「じゃあ、今度はハンデなしね」と僕をコテンパンにします💦💦

そして「まだまだね」と決め台詞✨

これを機にその入居者さんの趣味を活かしたケアプランに変更しました

その人らしさを実現するためには、その人の歴史(自分史)を深掘りすることが大切なんだと思った出来事です

それからはセンター方式を活用しながら、ご家族様から情報収集するようになりました

センター方式の詳細ついてはコチラから

最後に

介護施設で個別ケアを取り入れるのは難しい

でも1日のうちのちょっとの時間だけでもいいし、毎日全員にでなくて良いんじゃないかと思います

洗濯物たたみや机を拭く作業をお願いするだけでも「役に立てるのが嬉しい」と仰られる入居者さんもいらっしゃいます

限られた時間の中でどうやってその時間を創出するかを考えるのは楽しい😆

少なくとも事務所でシフトを作るよりは・・

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

よかったら他の記事も読んでくれたら嬉しいです❗️

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