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無事に老健での最後の勤務が終わりました
ラスト勤務でコロナ陽性者が出るというハプニングがありましたが・・
ところで当日出勤されていたスタッフに挨拶をしていると
「実は私も辞めるんです」
「実はこの前退職の意向を伝えたんです」
と言う看護師と介護士がいました
これは、まさに
退職連鎖(負のスパイラル)が始まってる・・
施設の現状
僕の施設では去年の8月に常勤1名が辞めて12月に派遣が1名更新をせず退職
そして僕が1月末付で退職なのですが、8月以降は人員の補充はなく今後もその予定はありません
今まで主任や介護師長はマネジメント(フリー)シフトが多かったのですが、入浴介助や夜勤など足りないシフトの穴埋めでフロアに入って何とか業務を回しているのが現状
とはいえ日中フロアの人員に余裕がなくなり夜勤明けの残業が増えたし、シフトが組めなくなるという理由で休みの希望は1日一人までといったルールができました
ある時には来月のシフトを先に作り、その後で休みの希望を聞くというワケのわからん仕組みになって、しかもそれで休みの希望をスタッフが伝えに行ったら師長に断られるという始末・・
希望休の意味とは!?
さすがにこれは多くのスタッフから不満が続出して一回限りで中止になったのですが、今思うとこの頃から上と現場との信頼関係が大きく揺らぐようになったと感じています
そして前述したように3月には非常勤の介護士も退職予定
看護師も深刻でこっちはペースが異常に早く3ヶ月の間に4名が退職し、さらに1名が退職の相談を継続中。今後の入職予定も1名のみ
退職連鎖に歯止めがかからない状況が続いているのです
なぜ介護施設で退職連鎖(負のスパイラル)が起きるのか
なぜ介護施設では退職連鎖が起こりやすいのか
背景には『ドミノ倒し型』と『蟻の一穴型』があると言われており、僕がいた施設もこの典型例でした
ドミノ倒し型
退職者が出ると在職者でその人の持っていた業務を補わなければならないので、スタッフ一人ひとりの負担は増します
各種委員会や居室担当(居担)などなど
スタッフの補充が上手くいかず長期化するとドミノ倒しのように業務が増えて残業が常態化し、肉体的な負担の増加から退職者が増えていきます
特に年配のスタッフがついていけなくなってしまうケースが多いのですが、個人的には多少の業務増加くらいであれば辞めるまでの判断には至らないと思っています
今までリーダーをやってきて色々な人の退職理由を目の当たりにしてきたけれど、業務がキツくて辞めるという人は意外と少ないですから
蟻の一穴型
どんなに堅固に築いた堤でも、蟻が掘って開けた小さな穴が原因となって崩落することがある、ということを表す言葉
退職者が出ても補充が上手くなされれば育成に手間と時間はかかるものの、傷口は小さくすみます
ただ今の職場然り以前いた施設で退職スパイラルが続いた時も、上の人は「入居率(入所率)が上がらないと人は雇えない」と言い問題が放置されることがある。結果として
退職者が出る→業務の負担増加→休みも取りづらくなる→上の人たちに対して「何もしてくれない」という怒りやあきらめの気持ちが湧く→退職者が出る
という負のループに陥り潜在的な退職希望者が触発されて、「私も辞めよう」とダムが決壊するかのように連鎖が止まらなくなります
こうなるとホント手がつけられない。「今月は誰が辞めるの?」かがスタッフの1番の関心ごとで、業務中にちょっとでも手が空くと上の人たちの悪口大会が至るところで開催されます
僕は施設の経営に携わったことはほとんどないド素人なのですが、売り上げがないと人は雇えないというのは理解できる。けれど、こうやって退職者が続いて求人サイトを利用して新しい人を雇う方がよっぽど金も手間もかかるんじゃないのかと思うのですが、どうなんでしょう
まあ、結果論な部分はありますが
僕はこのような退職連鎖を過去にも経験したことがあるのですが、希望休の制限だったりシフトがコロコロ変わるようになるのは危険な兆候
残業が増えるよりも休みたい日に休めない、シフトが安定しないから予定が組みにくいことのほうがストレスに感じる人が圧倒的に多いですから
僕もそう
派遣や非常勤にとっては、もはやそこで働き続けるメリットはほぼ皆無。現に僕がいた老健や有料でもそこから辞めていきました
ここらで上の人たちが誠意ある対応で今後の見通しなど説明があれば少しは状況が落ち着くかもしれませんが、「シフトが組めないから休みは1日1人まで」「被ったときは自分たちで何とかして」と高圧的態度だったら、もう最悪
今や転職は当たり前の時代になってきており都市部であれば介護施設もたくさんある。そうやって人は離れていく
最後に
僕の今までの経験から言うと退職連鎖が起きる大きな要因が、上の人たちと現場で働くスタッフとのディスコミュニケーション
そこが上手く機能しないから「上は何もしてくれない」という気持ちが生まれ、退職へと向かっていく
退職の意向があってから親身に面談しても手遅れです
日頃からコミュニケーションを取り、フロアが何で苦労しているのかを知り、サポートできることはないか一緒に考えて、今後の方向性をしっかりと共有する。これだけでも違ってくると思います
そして上の人たちと現場で働くスタッフとのパイプ役になるリーダーに業務を詰め込みすぎないこと。日頃からコミュニケーションをとる時間を確保するためにも、やたら研修やら委員会活動や会議やらに時間を割かせない。余裕を持つって大事です
苦しい状況になったとしてもコミュニケーションがしっかりしてれば頑張れる。そうでなければ辞めていく
皆さんの施設では退職連鎖に陥ったことはありますか?良かったらコメントで教えてくれたら嬉しいです
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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