介護士から見た在宅強化型老健で働くメリット・デメリット

介護施設関連
ピョン太
ピョン太

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1月20日で今いる老健での勤務が終了

僕がいた老健は在宅強化型だったのですが、今まで働いてきた有料や特養にはない大変さがありました

やまちん
やまちん

介護施設には変わりないから大丈夫っしょ❗️

という甘い考えもあったのですが、働いていて色々とギャップがあり1年半経った今でもモヤモヤした部分がありました

そこで今回はそんな在宅強化型老健で働くメリット・デメリットを紹介していきたいと思います

この記事を最後まで読んだときに老健で働いてみたいと思うでしょうか、それとも・・

レバウェル介護(旧:きらケア)

在宅強化型老健とは

在宅強化型老健になるためには10項目の実績に応じたポイント合計で60ポイント以上を満たす必要があります。その10項目とは

在宅復帰率50%以上、ベッド回転率は10%以上などの厳しい基準が定められています

2022年8月時点で在宅強化型老健は全国各地に187件あるとのこと

ピョン太
ピョン太

思ったほど多くないんだね

在宅強化型老健のメリット・デメリット

僕が在宅強化型老健で働いていて感じたメリット・デメリットは主に3つあります。それは

  • 専門職のスタッフが多い
  • 利用者の出入りが多い
  • 個別ケアが重視されない

人によってメリットと捉える人もいればデメリットと感じる人もいるのではないでしょうか

①専門職のスタッフが多い

老健という性質上、看護師や理学療法士・作業療法士などのスタッフの数は特養や有料に比べて多いです

そのため医療やリハビリなど他職種の専門領域を学べることは老健で働く大きなメリット

僕が以前いた有料の一つは入居者の定員が少ないこともあり日中の看護師が1人だけということもよくあったので、その人数の多さにビックリしました。日中フロアに4〜5人も看護師がいるなんて考えらない ( ゚д゚)

理学療法士も有料だと1人で出勤するのは週3回程度ですが、老健だと日曜・祝日以外は複数名が必ずいます

何かあればすぐに相談できる環境というのは安心感がありますよね

ただ

たくさんいすぎて誰に相談したらいいのかわからない、という問題もあったりする

②利用者の出入りが多い

僕は当初これを老健で働くメリットと考えていましたが、今はデメリットだと思っています

出入りが多いということは、それだけ多くの利用者さんと接することができ、そのなかで学ぶことはたくさんあります

また、ものすごく対応が難しい利用者さんが来られたとしても、正直3ヶ月ないし半年くらいで退所することがほとんど

要はゴールが見えています

これが有料だったら基本は亡くなられるまで施設で過ごすことになるので、「この状態がいつまで続くんだろ・・」となる。不謹慎かもしれませんが大変な利用者は大変なんです。そんな語彙力もなくなるくらい大変だった当時についての詳細はコチラから

一方で出入りが多いことで利用者さんを深く知ることが難しく、長期的ケアをしたい人には不向きと言えます

例えば僕のいる老健では年末が近づくと毎日のように入所と退所があり、正確には覚えていませんが12月は10名ほどの入所と5名以上の退所だったでしょうか

去年の年末もそうだったので、たぶんそこで強化型老健の要件を満たすための調整をしているのかなと思う

やまちん
やまちん

もしホントにそうなら、もっと調整

うまくやってくれという話ですが

それくらい異常なペースで入退所があります

次から次に入所される利用者さんの対応に追われ、一人ひとりとじっくり関わっている余裕はありません

そして信頼関係ができた頃に退所になるので、そこに物足りなさを感じる人もいるかもしれません

僕は1年半ほど強化型老健で働いて「自分がやりたいのは長期的ケアだ」と、気付きました

③個別ケアが重視されない

これは僕がいた施設で感じたことです

老健は自宅で生活できるようリハビリを行う施設であり、有料や特養は必要なケアを受けながら安心して生活できる施設

そのため老健は介護よりも医療を重視しているというのが僕の認識です。そのため個別ケアや接遇に弱く、個人よりも全体として見るイメージ

例えば「コーヒーが好きなので毎日決まった時間に出してください」という要望には、「それはできません」と返答します。この手の要望はホント多くある

有料では個別ケアが尊重されるので何か要望があれば「どうやったら出来るか」を考えます

「それは出来ません」「これは出来ません」と言うことが老健では多かったので、有料に長くいた身としては、その辺のギャップに慣れなくて断るのがメチャクチャ苦手でした

ただ、水分の提供をするときに「この人はコーヒーで、あちらの人はココアで、向かいの人は煎茶で・・」とか覚えなくていいのはラクといえばラク

繰り返しますがこれは僕のいる施設で感じたことで、全ての老健がそうだと言ってるわけではありません

レバウェル介護(旧:きらケア)

最後に

僕が老健で働いたのは今回の在宅強化型のみです

もし老健で働いている方がいましたら「ウチの施設はこんな感じだよ〜」と、コメントで教えてくれたら嬉しいです

老健大会やボッチャやセンター方式などなど

色々なことに携わり経験したことを糧に次の施設でも頑張りたいと思います

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

よかったら他の記事も読んでくれたら嬉しいです

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