介護に役立つ本の紹介8〜弱った親と自分を守る、お金とおトクなサービス超入門〜

介護に役立つ本
ピョン太
ピョン太

※この記事では内容に広告・プロモーションを含みます

介護に関する本の紹介企画の第8弾

今回紹介するのは

安藤なつさんと太田差恵子さんが著者の『弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門』

安藤なつさんは「メイプル超合金」カズレーザーの相方ですね。ボランティアを含めると約20年の介護歴があるそうです

僕が今回この本を選んだきっかけは介護保険制度について学びたかったから

僕は今年で介護歴が16年目でケアマネの資格を持ってはいるのですが、正直なところ介護保険制度は疎いです💦💦

たまに入居者さんのご家族から介護保険について質問されることがあるのですが、冷や汗かきながら答えているか、もしくは施設長にお願いしていました

やまちん
やまちん

もし間違えていたら大変だから

ただ介護の仕事をしている以上このままじゃいけないよなと思い、今月は介護保険制度についての本を読むことにしました。それに自分の親などに介護が必要になる場面って突然きたりします。いざという時に慌てないためにも準備は大切

そこで今回紹介する本を見つけました♪

介護保険といういかにも難しくて堅苦しそうなテーマを介護歴20年の芸人さんならきっと、面白くてわかりやすく解説してくれるはず❗️

今回はそんな弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門の本の特徴や構成、印象に残ったフレーズを紹介します

レバウェル介護(旧:きらケア)

『弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門』の特徴

著書は2022年2月発行

KADOKAWA出版で価格は1500円(税別)

全191ページ

構成は

1章 アナタの人生を守るための介護のカタチを考えてみた

2章 おトクな制度を見逃さない。介護保険、基本のキ

3章 子どもの時間を守る在宅の介護サービスは?

4章 子どもの時間と親を守る施設介護とは?

5章 損をしないためにこれだけは知っておく、介護のお金

6章 離れて暮らす親をサポートする体制づくり

おわりに

本書では安藤なつさんと『介護・暮らしジャーナリスト』の太田差恵子さんの掛け合いで介護保険を解説しています

表やグラフがあって重要なところは黄色アンダーラインや赤字にしてあるのがポイント

やまちん
やまちん

毎ページに黄色マーカーでアンダーラインがあるのは、

ちょっとしつこく感じるかも・・

似たような言葉でも違いをわかりやすく解説してくれているのも良いですね👍

また親が介護認定を嫌がったら、かかりつけ医から親に

要介護認定を受けたほうが良いですよ

と、アドバイスしてもらうと

先生がそう言うなら・・

と、すんなり申請を受け入れてくれた、なんて豆知識も著書では随所にありました

他にも要介護認定は『介護保険を利用するための権利を獲得する手続き』と説明されていたりと、難しい言葉もかみ砕いて表現してくれているので、介護保険を全く知らない人でも途中でギブアップすることなく読めると思います

著書を読んでいて、太田差恵子さんはとても現実的な考え方をされているなと感じました

介護される側のことも大事にされているが、それ以上に介護する側の立場になって物事を考えている

例えば親の介護に専念するために仕事を辞めることは勧めていません。親が安全に暮らせる施設を探して快適に過ごせるようにサポートするほうが、子どもの人生を守ることができると著書では語られています

余談ですが2030年までに働きながら家族などの介護を担うビジネスケアラーは約318万人にのぼると経済産業省が公表しました

詳しくはコチラ JOINT介護ニュース

介護がいつまで続くかなんて誰にもわかりませんし、親などの介護が終わったあとも自分の人生は続きます。身体的にも経済的にも共倒れしないためにも介護保険制度の理解は必須なのだと改めて思いました

レバウェル介護(旧:きらケア)

印象に残ったフレーズ

物理的に在宅での生活が限界になってから施設入居の話を始めると、自宅に住み続けたい親vsどうしても施設へ入居させたい子どもとなり、話がうまく進まない原因になります

両親が2人で暮らしている場合、介護される親だけでなく、介護している親のほうのことも気にかけましょう。施設入居のタイミングが遅れると、介護している親のほうまで体調を崩したり精神的にまいってしまうこともあります

3つの「ない」ではうまくいかない

  • どの(誰の)お金で介護するのか計画していない
  • どんなお金がかかるのか知らない
  • 介護費用を軽減する制度を知らない

入居したからといって施設に任せっぱなしにしないことが、提供される介護の質を担保することにつながります

介護にかかる費用で大切なことは、「いくらかかるのか?」ではなく「いくらまでかけられるのか?」ということ

訪問調査で注意すべきポイントは、親が張り切りすぎたら制止するようにしましょう。ありのままの事実を伝えることが重要なので、普段できていないのに、「できます!」と自信満々に親が答えたら、静かに訂正しましょう

ピョン太
ピョン太

わかる〜

最後に

本を読んで思ったのは

やまちん
やまちん

やっぱ介護保険ムズッ❗️

介護費用の軽減制度や控除は一回読んだだけでは理解が追いつかない💦💦

ただ色々な制度があることを知れただけでも一歩前進と言えるのかな・・

とりあえずお守り替わりにこの本を手元に置いておいて、いざという時に参考にすれば良いのかなと思いました

介護保険制度は複雑ではあるけど、知識があるのとないのとでは介護にかかる負担が全然違う。そして上手く活用できないと手厚い介護ができないし、貧しい暮らし一直線

ピョン太
ピョン太

知らなかったじゃ済まされないね

親が快適な暮らしができるように、そして自分自身の生活を守るために、、、

この本で介護保険を学んでみてはいかがでしょうか

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

良かったら他の記事も読んでくれたら嬉しいです❗️

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