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2024年2月から介護職員と看護補助者1人あたり月6000円の賃上げを実施する方針であることを政府が公表しました
今回は月6000円の賃上げの概要と、それについて介護士の私が思うことをお伝えしたいと思います
賃上げだけでは介護職の人材流出は防げない
私はそう思っています
介護職の月6000円の賃上げ 概要
2022年の介護職員の平均月収は29.3万円で、これは全産業平均と比べると7万円近く少ないです
処遇改善により10年前には10万円近く差があった頃と比べれば介護職の給与は上がってきているとは言えますが、まだまだ十分とは言えません
このように介護分野では他業種との賃金格差のよって人材の流出が続いています
そこで厚生労働省は2024年2月から介護職員と看護補助者1人あたり月6000円の賃上げを実施する方針であることを正式に決定しました
賃上げについて当面の間は補助金で対応し、来春以降は介護報酬の改定で実施するとのこと。これは介護職と看護補助職の給与は介護報酬と診療報酬で決まるためです
報酬の引き上げ率は年末にかけての予算編成で決まるため6000円の賃上げが維持されるかもしれませんし、それ以上に上がる可能性もあります
介護職の月6000円の賃上げ 見解
介護職の月6000円の賃上げについて。私が思うことは主に3つあります
①桁が一つ足りませんか!?
今回のニュースを見て皆さんが思ったことを一緒に言いましょう
せーの!
上記でも述べたように介護職員の平均月収は全産業と比べると7万円近く少ない。また今後ますます介護士の需要は高まっていく
な・の・に、6000円の賃上げ
収入が増えるのは歓迎ですが桁を一つ間違えていませんか!?
この程度の賃上げでは政府の本気度は伝わってきませんね
このまま「やってます」アピールで終わらないでほしい
もし介護報酬の改定で月6000円以上の賃上げが出来ないようであれば期待はずれ感が高まり、人材の流出が加速する可能性すらあると私は思っています
②6000円の行方
たった6000円ですが、されど6000円。その6000円が介護士の元に満額届くのかという疑念もあります
なんだかんだ施設の運営費などに回され減額されて支給ということも過去にはありましたから
なかには全く支給されなかった施設もあったとX(旧Twitter)で話されていた方もいました
真偽は不明ですが
ちなみに
補助金の支給は各事業所が都道府県を通じて賃上げ計画書を提出することで受けられ、実績報告が求められます。要件を満たさない場合は返還しなければいけないことになっています
③賃金より労働環境
介護士の人材流出を防ぐ上でやるべきことは、賃金アップではなく労働環境の改善が先です
労働環境の改善をしないことには、いくら賃金が増えても流出は止まらないと私は思う
介護現場においては利用者を守る制度はあっても介護士を守る制度はないといっても過言ではありません
転倒などの事故があれば訴訟を起こされ
利用者からの暴言・暴力・セクハラは我慢(容認)
ご家族からのクレーム対応や無理難題な要求
夜勤明けでの入浴介助などの残業
このような労働環境が当たり前の状態で介護の担い手が増えていきますかという話です
賃金が低いというのは、その次
志を抱いて介護業界に入ってこられる人は今後もいるでしょう。そして真面目な人ほど燃え尽きて辞めていく。それの繰り返し
例え介護士の平均月収が全産業に並んだとしても労働環境が改善されなければ、人材の流出は今後も変わらない
最後に
皆さんは今回の賃上げ6000円についてどのように感じたでしょうか。良かったらコメントで教えてくれたら嬉しいです
賃金アップと並行して、ぜひ介護現場の労働環境の改善にも目を向けてほしい
また
こういう時にケアマネなどの職種も除外しないでほしいとも思う
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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