『コレがあったら安心!』介護施設で早期退職を減らすための取り組みやポイント

介護施設関連
ピョン太
ピョン太

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有料老人ホームに入社して1ヶ月が経ちました

ようやく業務にも慣れてきて、夜勤もそろそろという感じです

他のスタッフとも常勤・非常勤問わず全員と一度は仕事して、みんな親切でとても働きやすい。特筆すべきは女性スタッフの比率が8割くらいの職場なんですが、いわゆるお局タイプがいない

やまちん
やまちん

こんなことあるんですね〜

とはいえ何の問題もないかと言われれば、そうでもないんですよ

今回は入社から1ヶ月経った現状とあわせて早期退職を減らすための取り組みやポイントを考えていきたいと思います

中途入社した側だからこそ「コレがあると安心」だとか「こういう対応されると不安になる」ということがわかる

介護施設はどこも人手不足だから、せっかく入社してきたスタッフが安心して働ける環境づくりは大切。早期退職スパイラルに陥らないためにも参考にしてもらえたら嬉しいです

レバウェル介護(旧:きらケア)

入社した有料老人ホームの現状

入社初日

ビックリしたのが同日入社のスタッフが以前いた有料で一緒に働いていた同僚で、約3年ぶりの再会

やまちん
やまちん

世間は狭いね

見知った人がいるのは心強くてホッとします

肝心の業務についてですが人手不足でなかなかの惨状でした

夜勤明けが昼食後までいるのが常態化しており、日によっては午前の入浴対応もしている。早出出勤もけっこうあり、記録のため業務後の残業もあります

食事介助の方の対応が難しいため夕食が早出しだったり、レクリエーションをやれる時間もほぼ皆無。人手不足は入居者さんにも影響が出ていました

本来のシフトで回せてる日は1日もなく、シフトの動きもその時々でコロコロ変わる。LINEで「翌日出勤できないか」回ってくることもありました

入居も抑えてるのかも知れませんが、入居率は80%前半ほど

まあまあヤバい状況

前述したようにスタッフみんなが親切なのが救い。とはいえ、じゃあなんで人手不足に陥ってるんだという疑問がありすけどね・・

給料も悪くないし

聞いた話だと上司の方針が合わなくて辞めた人が複数いる(役職持ち)とか、夜間は看護師がいないことが敬遠されて人が来ないらしい

まだ入社して1ヶ月なので根本の原因は僕にはまだわからないです

何度も言いますがスタッフみんな親切だし、家から職場まで近いし、職場からジムも近い。残業が気になるとこではありますが、今のところ転職したことに後悔はありません

今後も2名ほど入社予定らしいので、自分を含め独り立ちすれば落ち着いてくるんじゃないかな

その人たちが辞めなければ、ですが。

1ヶ月働いてみて中途入社が安心して働けるようにするには改善点もあるなと感じています。次の項からは中途入社や新卒スタッフが安心して働けるための取り組みやポイントを紹介していきます

早期退職を減らすための取り組みやポイント

早期退職を防ぐ=中途スタッフや新卒スタッフが安心して働ける

では安心して働いてもらうためにはどのような取り組みがポイントがあるのでしょうか。ここでは4つ紹介していきたいと思います

①業務スケジュール

早番・日勤・遅番・夜勤などシフトごとの業務スケジュールを用意することが、まず一点。

シフト毎の大まかな流れがわからないというのは想像以上に不安。逆に〇〇時までに終わらせられれば大丈夫とわかるようになると、気持ちにゆとりを持てるようになります

業務スケジュールがないと先輩スタッフの指導を受けながら一から自分で作らないといけないから大変だし、スタッフによって優先順位が違ったりすると混乱もします

ザックリでいいので各シフトごとの業務スケジュールを作成して渡し、細かい部分は当人にメモしてもらいアップデートしていくというのが一番良いのではないでしょうか

やまちん
やまちん

業務スケジュールが詳細すぎるのも見辛くなっちゃうし

そうすれば一人立ちしたあとで、何をすればいいのかわからないことがあったり、やり忘れがないか確認したい時も、業務スケジュールと照らし合わせてチェックすることができます

僕は慣れない頃は毎回業務スケジュールをコピーして、終わったらマーカーで消し込むという作業をしていました。そうすれば残ってる業務が一目瞭然

ところで

「うちには業務スケジュールが用意してあるから、大丈夫」と安心している、そこのアナタ

その業務スケジュールを最後に更新したのはいつですか?

僕も入社時に業務スケジュールをもらったんですよ。でもね、最終の更新日が去年の5月でした😱

その業務スケジュールには既にいない入居者さんの名前があるし、新しく入居された方の名前がなかったりしました。今はやってない業務が入っていたりもして、返って混乱する💦💦

僕も経験あるのですが人手不足で業務が忙しいと、なかなか業務スケジュールの更新するヒマがないんですよね。それでも3ヶ月に1回くらいは見直したいところ

業務スケジュールの更新はなにも中途や新卒のためだけではありません。場合によっては他施設から応援スタッフが来たときにも使えるし、震災のときもしかり。有事の際に業務スケジュールがあるのとないのとでは全然違うことを僕は東日本大震災のときに学びました

僕は業務スケジュールはマストで用意するものだと思っています

②入居者一覧表

僕がアプリのカイテクを利用して行った有料では入居者の一覧表を用意してくれていました

そこには入居者さんの顔と居室番号及び食事席の一覧が載っていたのです

やまちん
やまちん

これは便利❗️

食事の配膳もすぐにできるようになったし、居室への誘導もいちいち聞かなくていい。休憩時間とかにサラッとみて覚えることもできます

欲を言えばその一覧表に『コレだけは気をつけて』みたいな特徴が3つほどあると、さらに覚えやすくなるんじゃないかな。例えば

  • 居室にセンサーコールあり
  • 糖尿病で水分制限あり
  • 食前薬あり
  • 時々せん妄あり
  • 転倒リスク高い
  • 歌が好き
  • 職歴がバスの運転手

みたいな

その方を覚えやすい特徴があったら尚嬉しいですね

③プリセプター

プリセプターとは主に病院で採用されている教育制度で、先輩看護師(プリセプター)がOJT期間中、新人スタッフ(プリセプティ)に対してマンツーマンで指導します

プリセプターのメリットやデメリットについては以前の記事で詳しく解説していますので、興味がありましたらコチラの記事を読んでいただけると嬉しいです

1人のプリセプターが全シフトのOJTを担当するのはほぼ不可能ですから、2〜3名ほど選出しておくのがオススメ

「わからないことがあったら誰かに聞いて」よりも「わからない時は〇〇さんか〇〇さんに聞いて」と特定したほうが安心することもあります

注意点は人間同士ですから相性があるということ。合わない人同士だとOJT期間がお互いに地獄ですから、そこは臨機応変さが必要ですね

ベテランスタッフが良い場合もあるし、年齢が近いほうが本音で話せたりする場合もある

そして業務時間が終わる前に必ず振り返りをすること

その日の業務で疑問点や不安な点がなかったか聞き取りし、次回の勤務に繋げることが大切です。こういうアフターフォローがあるかないかは早期退職の削減に大きく関わると僕は考えています

④OJTシート

上記のプリセプターを導入する・しないに関わらず、OJTシートも用意してほしい

入社して1ヶ月くらい経つと、ほとんどの業務ができるものと他のスタッフから認知されます。そして、何を教えてて何をまだ教えてないのかがあやふやになる時期です

僕の場合でも現時点ですでに教わってないことをお願いされることが何度かありました

やまちん
やまちん

まだ教わってないのですが、どうやればいいのですか?

僕はそうやって普通に聞くことができますが、聞くのが苦手な性格の方もいます。それが何度も続けば不安も募っていきます

つまりOJTの進捗具合を全員が共有しておく必要がある。そして、そのためにOJTシートを活用します

排泄や入浴・服薬介助など入居者一人ひとりのお手伝い方法を熟知し実行できるのかを評価し、シートにすることで全員が共有できるようにします。他にも物品の場所や残業申請や事故報告書の書き方、ゴミ捨て場の場所や緊急時のマニュアルなどなど。シートを使うことで伝え漏れを防ぐことができます

OJTシートを今まで見たことがなく、イメージがわかないという方はコチラをご覧ください

三幸福祉カレッジ OJTシート

少し内容がザックリ感ありますが、OJTシートのイメージがわくと思います

OJTシートの記入は前述の振り返りの場面で指導したスタッフと一緒に行うのがベスト。これはお互いの認識のズレを防ぐためでもあります

OJTシートがあれば次回の勤務の目標も立てやすくなるし、得意・不得意も顕在化できるお役立ちツール。施設で取り入れていないのであれば、コレを機に始めてみてはいかがでしょうか

レバウェル介護(旧:きらケア)

最後に

今回は早期退職を防ぐための4つの取り組みを紹介しました

ちなみに僕が今までいた施設でプリセプターやOJTシートを導入しているところは一つだけ。だいたいは口頭だけのやり取りで終わるところがほとんど

逆に言えばコレらを導入すること、すなわち施設の売りになるとも言えますね。明日からすぐに出来るような手軽さはありませんが、浸透させることができれば将来の見通しは明るいものになるでしょう

4月から新卒が入ってくる施設もあるでしょうから、この記事が参考になれば嬉しいです

最後まで読んで頂きありがとうございました

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