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2022年1月17日に午前5時頃にワンオペ中のすき家の従業員が亡くなられるという衝撃的な出来事がありました
すき家がワンオペによる過酷な労働環境で問題になったのは2014年
メニューの仕込みや調理、レジ対応、片付けや清掃の全てを1人で行わなければならない
ワンオペは食い逃げや強盗のターゲットにもなっていて、警察からは再三やめるようにと警告を受けていました
もう8年も前のことなんですね・・
あれから深夜のワンオペは無くなったと思っていたのですが一部店舗では続いていたのですね
ただ・・・
このニュースは他人事とは思えませんでした
介護施設も夜勤をワンオペで回しているところが多くあるんだから
以前に夜勤業務についての記事を書いたことがあります
半年前くらいの記事ですが、あれから介護業界で何か変わったかと言われると実感はない
介護施設でも夜勤者が倒れて発見が遅れて死亡するなんて事故が起きても、決して不思議じゃありません
私が今までいたところだと
有料は1フロアに夜勤者が1名
特養は1フロア(4ユニット)を夜勤者が2名
老健は1フロア(2ユニット)を夜勤者が2名
という感じでした
特養や老健では同じフロアで2名の夜勤者が働いているから、急に体調が悪くなっても比較的早い段階で気づいてもらえるかな
有料は他のフロアに行く用事はそうそう無いから発見が遅れるだろうな
とはいえ・・・
特養や老健の場合でも朝の4時以降は排泄や更衣介助・朝食の準備などでバタバタするから、気づいてもらえないことも十分ありうる
夜勤をすることは不規則な生活が強いられ、自律神経やホルモンバランスの乱れ様々な不調が起きます
疲れやすい 不眠 食欲不振、暴飲暴食 生理不順 体重の増加、減少 免疫力の低下 精神不安定 |
などなど・・
すき家の亡くなられた女性従業員も58歳で死因は心筋梗塞
夜勤業務で体に負担がかかっていたのかもしれない
介護施設でも50代で夜勤をされている方は珍しくない
今までの疲労の蓄積であったり基礎疾患の悪化であったりと、夜勤をやる代償は軽くない
私は介護施設の他にコンビニで深夜業務をしていたことがあります
夜間業務て楽そうだけど清掃や雑用が意外と多いんですよね
サボろうと思えばサボれるけど😅
介護施設の夜勤も一緒で清掃や雑用が多い
もちろん排泄介助も1人でやらないといけない
入居者さんは寝ないし( ゚д゚)
かといって夜勤をやると手当がつく
夜勤の手当は施設によって差があるが、私のところだと1回7000円
月6回前後だから、金額にして42000円くらい
夜勤なしだと結構イタイ💦
『背に腹はかえられぬ』とは、このことだ
すき家では6月中にワンオペを中止し労働環境の改善を図るらしい
過去の言動を見るとホントに中止するのか少々疑わしいけど・・
介護施設はどうするのかな
去年、日本医療労働組合連合会が厚生労働省に1人で夜勤をこなすワンオペの解消を求める要請書を提出しました
ただ、その後は目立った動きはなし
今回の出来事を受けても尚、対岸の火事で終わらせるのか
夜勤を複数名体制にする動きが生まれるのか
するとしても、その費用はどう賄うのか
同じような出来事が起きないよう『介護施設もワンオペの解消を』
今回の出来事がきっかけになることを切に願います
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
良かったら他の記事も読んでくれたら嬉しいです❗️
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