『私のおばあちゃんは認知症』〜急な環境の変化は認知症を悪化させる!?〜

介護士の日常やつぶやき
ピョン太
ピョン太

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前回の記事で『介護士の仕事をしていると、親や祖父母の介護に活かせるという記事を書きました

去年の今頃は私の周りで色んなことがあって大変でした💦💦

私のおじいちゃんは母方も父方も亡くなっているんですが、両方のおばあちゃんで問題を抱えておりまして・・

私の実家は岡山で今は横浜にいるんで詳しい事情がわからず、ヤキモキした日々

今回は母方のおばあちゃんの話です

かいご畑

私のおばあちゃん

私の母方のおばあちゃんは今年で94歳になります

朗らかな性格で怒ったところは一度も見たことがない

野菜作りが趣味で、じいちゃんが亡くなるまでは稲作もやってたんです

長男の家族と一緒に暮らしていて、食事はおばあちゃんがほぼ作っていました

私のお母さんの弟です

長男夫婦は共働きなんで、日中の孫の面倒を見たりと何でもやるスーパーばあちゃん( ´ ▽ ` )

常に動いていないと気がすまないって感じ🌀

新幹線のことは汽車って言います

私は実家に1年に1回子供を連れて帰っているんですが、いつも「汽車で帰ってきたん?長い時間の移動はえらかったろー(疲れたでしょう)」から話が始まります

そこから

「何か飲む?冷たいのとぬきー(温かい)のと、どっちがええ?」

「最近は腰がいとーて(痛くて)、おえん(ダメ)のじゃ」

子供を見て「デーレー(すごい)おおきゅう(大きく)なったなー」

というのがお決まりの流れ

おばあちゃんの岡山弁を聞くと「あー、帰ってきたー」と

実感します

おばあちゃんの変化

3年くらい前からでしょうか

「なんか痩せたな」

「目つきがちょっと険しくなったような気がする」

「同じ話を繰り返すなー」

「昔に比べて愚痴が多くなって、あんまり笑わなくなったなー」

と思うようになりました

親はあんまり気にしてなかったけど、1年に1回しか帰らないからこそ変化が顕著に感じられて心配になっていました

そしたら去年

長男夫婦が私の両親に全く相談なく引っ越ししちゃったんですよね

そっからしばらく、音信不通に・・

元々、あんま仲がよくないんですよね・・

お母さんがたまたま家に行ったら、もぬけのからだった事で引っ越したことが判明

お母さんから電話でその話を聞いた時にはそんなことあるの!?ってビックリした

何度も電話しているのに連絡が取れないとのことで、お母さんはパニックになってるし、お父さんはお父さんで自分のお母さんの問題でいっぱいいっぱい・・・

ただいつ交換したのか覚えてないけど、私がLINE知っていたのでメッセージを送ったらすぐに返信がきました( ゚д゚)

簡潔に言うと

引っ越しでバタバタしていて連絡が遅れた

そうこうしていたら、おばあちゃんの認知機能があっという間に低下してフラッと家から出て行っては帰ってこられず、近所の人や警察のお世話になることが増えて引っ越しの連絡をするどころじゃなくなったとのこと

気になって仕方がないから実家に帰ることに、、、

教えてもらった住所のところに行き、久しぶりに会ったおばあちゃんは以前と変わらないように見えましたが、私のことは全く覚えていませんでした

アパートなので日課だった畑仕事ももう出来ないし、孫たちはまた別の所に引っ越したようで、おばあちゃんからしたら生活が激変

「ごめんなー。何度も会ったことあるんやろーけど、覚えとらんのんよー」と申し訳なさそうに言うおばあちゃんを見て切なくなる

最初は初対面のようなぎこちない会話

でも1時間ほど喋ってるうちに、自然と私のことを「◯◯ちゃん」と普段の呼び方になっていました😄

ただこのまま長男夫婦が自宅でおばあちゃんを見つづけるのは無理だろうなとも感じました

聞くと引っ越ししてから数日で急激に症状が悪化したとのことで、自分たちのこともわからなくなるとのことで疲弊していました

このままの状態が続くのはおばあちゃんにとっても長男夫婦にとっても良くないと思いまして、、

すでに介護認定の申請はしているとのことだったので、デイの活用や老人ホームの検討もした方がいいと伝えて、その日は帰りました

その後

横浜に帰ってから、おばあちゃんがアルツハイマー型認知症であることがわかりました

同時にグループホームへの入居も決まりました

残念ながらそれ以降はおばあちゃんには一度も会えていないです

ホームが面会禁止になっている事もあり、両親が会えるのも病院につきそう時くらい

ただお母さんのことはわかるらしく、前より笑顔も増えたと聞いてちょっと安心しています

今回の教訓は

離れている兄弟姉妹とはまめに連絡をとる

・高齢者の引っ越し(環境の変化)は慎重に

一緒に住んでいたとしても任せきりにしちゃいけない

介護施設においても事故の対策や安全の確保のために居室のレイアウトを変更する事もありますが、それが原因で新たな事故が誘発される事もあります

良かれと思ってやったことが裏目に出ることは往々にしてある

その方にとって馴染みの品は目に付く所に置くとか、レイアウトは極力最小限に留めるなどの配慮が必要なのだと思います

今年は実家に帰れるかまだわかりませんが、おばあちゃんに孫の顔を見せたいな

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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